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犬の歴史と特徴・習性
2.犬の習性
犬の行動原理を把握しなければ、家族の一員として一緒に暮らすことはできません。
ここでは、すべての犬種に共通する習性を紹介します。
順位をつける
オオカミを先祖に持つと言われる犬は、もともと群れで狩りをおこなっていた動物です。
群れの中には、必ずリーダーがいて、リーダーは狩りの際に仲間を率いるだけでなく、
獲物を先に食べるなど、さまざまな集団ルールが存在していました。
また、リーダー以外のメンバーにもれっきとした順位があり、上位のものに対する服従は絶対でした。
同じように、人間と一緒に暮らす犬は、飼い主を群れの仲間とみなし、飼い主が家族の場合は、
その中でランク付けを行っています。
犬が人間を順位が下だと判断させないためには、家族全員が犬にとって頼れる存在であることが大切です。
上記のように、犬は家族全員に対して順位を付けています。 |
縄張り意識と警戒心
住宅地などで、見知らぬ人が通りかかると激しく吠える犬がよくいます。
また、愛犬を散歩させていると、家の中から激しく吠えられることがよくあります。
攻撃を仕掛けているかのように見えますが、あれは、群れの仲間とみなしている飼い主に向かって、
テリトリー侵入者の存在を知らせようとしているのです。
犬には、縄張り意識があり、自分の縄張りの周囲におしっこをかけてニオイを残します。
この行為を、マーキングと言います。
犬は、縄張り意識の強い動物です。 |
ボディランゲージ
犬の感情表現としてよく知られているのが、しっぽをよく振る仕草でしょう。
単純に喜びを表現していると思われがちですが、相手と親しくなりたいという気持ちと、
相手を恐れる気持が入り混じった不安定な状態であることが少なくありません。
飼い主や知り合いに対して、すばやく振っている時は問題ないですが、他人や他の犬に対してシッポをすばやく振っている時は、愛犬の様子を見て、警戒しているのか判断してください。 |
子犬の場合は、兄弟と並んで母犬のおっぱいを飲みながら、しっぽを振ることがあります。
この行動は、兄弟へのライバル意識とお乳を飲みたいという欲求のせめぎあいからくるようです。




